AIに単発の作業を任せる使い方は、もはや珍しくありません。
次に問われるのは、業務を自動で回せる仕組みを組み上げられるかどうか。
その中心にいるのが、AIエージェントです。
企業の競争力を高め、経営課題をより的確に解決する鍵として、注目が集まっています。
この流れを受けて開催されたのが、Yopaz Hackathon 2026。テーマは「Agent X」。
社員一人ひとりの力を引き出し、最も有望な解決策を探る場となりました。
営業部門では、リードの増加とともに、
一件ずつ調べて対応する従来のやり方が限界を迎えていました。
求められたのは、次の3つを備えたシステム。
リード一覧を一元管理できるデータベース
公開Webサイトの読み取りによる、大量リードの分析と自社に合うリードの選定
メール・問い合わせフォームによる、リードへのアプローチの提案
課題が解決すれば、リードへの接触と対応の幅が広がり、
新たな商談の機会が生まれます。
参加したのは5チーム。方向性も提案も、それぞれに異なりました。
3日間の集中開発とピッチを経て、最優秀プロジェクトが決定。
評価されたのは、AIの分析力・コードによる制御・人の判断を組み合わせた設計。
処理の流れは次のとおり。
営業担当者がリード一覧をデータベースに登録し、選定基準を入力
システム内のAIが基準を確認し、曖昧な点を明確化
各リードのWebサイトを自動で読み取り、内容を分析・評価
評価結果を集計し、ランキングを作成
リードの重複や有効なWebサイトがないといったエラーが起きた場合は、
通知を出し、詳細をログに記録。
処理は止まらず、ほかのリードの分析にも影響しません。
メール送信や問い合わせフォームの入力でも、AIが力を発揮します。
設定されたルールに沿いながら、個別性の高い文面とテンプレートを提案。
システムは内容を分類し、問題があれば警告を出したうえで、
最終承認を人に委ねます。
自動送信は行わない、安全面に配慮した設計です。
AIの分析力と発想力がもたらす利便性。
システム側のルールで保たれる安定性と、統制のしやすさ。
両方を備えた仕組みに仕上がりました。
現在、社内で機能の拡充を検討中。実際の業務への導入を見据えています。
Yopazがハッカソンを開催するのは、今年で2回目。
昨年は「AIを活用したISO/IEC 27001準拠の情報セキュリティシステム化」をテーマに、
社内のさまざまな業務に対応する5つのソリューションが生まれました。
今年は、営業部門が大量のリードを分析し、
アプローチするための自動化に道を開きました。
ハッカソンは、社員の力を引き出し、
会社の生産性を高める解決策を探る場。
そこで育まれた創造力と熱意は、
お客様とのプロジェクトにも息づいています。
「Dream it - Build it - Live it」
それは、Yopazが常に貫いてきた姿勢。