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2025/09/15

Yopaz Hackathon 2025 開催レポート

2025年初秋。Yopazの社内には、静かな熱が広がっていました。

きっかけは、社員の何気ない一言。

「AIって、使われるものじゃなくて、使いこなすものだよね?」

そこから始まったのが、Yopaz Hackathon 2025。

テーマは、偶然とは思えないタイミングで決まりました。

「AIを活用した、ISO/IEC 27001準拠の情報セキュリティシステム化

ちょうど社内でISO認証の評価プロセスが進行していた最中。

現場で本当に使える仕組みを、自分たちで考える。

そんな機運が、一気に高まりました。

一人ひとりの想いが、形になった

プロジェクト開始から3週間。

仕事終わりに居残ってコードを書くエンジニア。

思いついた改善案をホワイトボードに描き続けるチームリーダー。

初めてAIツールに触れるメンバーも、真剣に“使いこなし”に挑戦していました。

「これで本当に動くかな?」

「このフロー、現場で負担にならない?」

議論は夜遅くまで続き、

会議室の明かりはなかなか消えませんでした。

 

Pitch Dayで生まれた、未来のプロトタイプたち

そして迎えた発表会のPitch Day。

たった3日で組み上げたプロトタイプ。

1週間で磨き上げたソリューションたち。

そのどれもが、“AIをどう活かすか”という問いに、チームなりの答えを出していました。

  • Yopaz Secure:業務フローの可視化と証跡管理。監査対応を想定したシステム設計。

  • Checkmate:VPNや権限申請の自動化。コード生成〜デプロイまでを一気通貫で対応。

  • Basic Document & System Management:プロジェクトと文書の一元管理ツール。

  • HR Apps:採用・入社手続きを自動化し、セキュリティ基準と連携。

  • クリーンスクリーン遵守の可視化:AIで“見落としやすい運用リスク”を可視化・比較検証。

どの提案にも、“実務で使うならどうすべきか”という視点がありました。

ただ「新しい」だけではなく、「続けられる」ことにこだわったアイデアばかりです。

 

一番大きな成果は、“意識の変化”

このハッカソンで得た一番の成果は、

もしかすると「完成したプロダクト」ではなかったかもしれません。

それは、AIを「与えられる技術」ではなく、「共につくる道具」として捉え直したこと。

現場の課題に向き合い、

「もっと良くしたい」と願う気持ちが、チーム全体に広がっていきました。

 

終わりではなく、始まりの物語

Yopaz Hackathon 2025は幕を閉じましたが、

生まれたプロダクトたちは、今まさに社内で運用フェーズに入ろうとしています。

ここからが本番。

プロトタイプは、日々の仕事のなかで試され、

より現実に即した形へとアップデートされていきます。

そして、いずれは、

お客様や社会の課題解決にもつながるようなソリューションへと、育てていきます。

 

最後に

このハッカソンで私たちは、「AIと一緒に働く」という感覚を、少しだけ掴めた気がしています。

そして何よりも、この挑戦に本気で取り組んだ全社員の熱量こそが、Yopazの“未来づくり”の源です。

ハッカソンは終わっても、物語はまだ始まったばかり。

これからも、Yopazは挑戦を続けます。

まずはアイデア段階でも

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